竹による「断熱効果実証実験」その2 惟信高校に施工しました(2012年7月25日)

緑地整備で伐採した竹を「断熱材」として有効活用することにより、夏涼しく冬暖かくなる効果の実証実験の第2弾として、7月22日に牧野ヶ池緑地の竹林で伐採・枝払いを行い、7月25日に愛知県立惟信高校の校舎の屋上に施工しました。
竹の間伐は、竹林の日当たりを良くして、結果的に竹林を守るために行いました。また、省エネのために伐採した竹を活用しました。
 4階建校舎屋上(約76平米)に、直径約8~9センチ×長さ約4.2メートルの丸竹を、210本並べて覆いました。
「竹ECO活用」代表廣瀬敏重氏(株式会社アクティベイト代表取締役)と、小野竹材店様のご協力で行ったもので、惟信高校保健委員の生徒7人に立ち会っていただき、クレーンで吊り上げました。
 今後は、保健委員の生徒さんたちが、温度記録を取り、エアコンの節電効果を確認していく予定です。うまくいけば、公立小中学校にお願いして、この方法で省エネを図っていくための実験です。また、これを将来の政策にしていきたいと思います。
 
 
牧野ヶ池緑地の竹林 伐採前
 
伐採した竹の枝払い
 
伐採した竹の枝払い その2
 
長さを揃えます
 
トラックに積んで運び出します
 
竹をトラックから吊り上げます。
 
竹をクレーンで屋上に吊り上げます。
 
生徒さんたちに立ち会ってもらいました。
 
屋上に吊り上げたところ。
 
屋上に敷き詰めます。
 
竹を固定します。