ベトナム視察を行いました

■日  程  5月15日から18日
■訪問場所 ベトナム アンザン省 ロンスエン市
■目  的  現地の農業・環境・人材派遣の実情を視察し、愛知県とアンザン省の連携によって、それぞれの分野での技術移転の促進・経済交流の活発化の可能性を探ること。
■内   容
○5月15日 中部空港出発 ホーチミン国際空港着 アンザン省 ロンスエン市着
○5月16日
1.アンザン省人民委員会を表敬訪問
2.同省労働局人材紹介センター訪問
(日本へ、より多くの若い人材を派遣したいとの要望を受けました)
3.日本企業との合弁会社ANGIMEX KITOKU社を訪問
(1991年から進出し、日本米=ジャポニカ短粒種を生産し、ベトナムや近隣諸国への普及に努めている実績のある企業)
4.資源環境局訪問
(数十年に渡り野積みされたゴミの処理が課題になっており、日本からの技術移転の要望をうけました。)
○5月17日 ホーチミン市へ移動してホーチミン市の経済事情視察 ホーチミン国際空港発
○5月18日 中部空港着
■成   果
上記の各地を視察した結果、今後の展望として、下記の通りの事業の実現を目指して活動していきたいと思います。
まず、現地の喫緊の課題であるゴミの悪臭低減を図るためにも、移動式や車載式の焼却炉を日本から導入して処理したい。
次に、その跡地を農地とし、付加価値の高い有機農業を行うことにより、ベトナム産の有機農産物を生産し、愛知県に輸入したい。
また、愛知県では高齢化に対して、医療・看護・介護に従事する若い人材が不足しているので、民間資金でアンサン大学に日本語講座を設置し、現地で専門知識を語学とともに教える仕組みづくりを行いたい。